「検証バブル」 2007 12 2

 最近、サブプライム危機という話題が多い中で、
「日本のバブル経済は、どうだったのか、
それを知りたい」という若者が多いかもしれません。
 なるほど、そういう関心は自然かもしれません。
あれから20年近く経過し、
当時、小学生だった人たちも、今や、立派な社会人となったでしょう。
いや、社会人となる時に、就職難で、大変苦労されたかもしれません。
 豊かな小学生時代を過ごして、
運悪く、就職活動が「失われた10年」に重なってしまった人たちも多いかもしれません。
 だからこそ、なおさら、「日本経済は、いったい、どうなったのか」、
それを知りたいでしょう。
いや、若者には、知る権利があると思います。
 「検証バブル 犯意なき過ち」 日本経済新聞社編
この本が、よくまとまっていて、わかりやすいと思います。
(なお、後に、文庫本としても日経ビジネス人文庫から出版されました)
(現在、残念ながら、amazon.co.jpで検索すると、中古本しかありません)

 あの時は、政治家、官僚、金融機関、経営者、
誰もがベストを尽くしたと思います。
しかし、誰もが失敗したのです。

















































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